
G20が開催されたって聞くけどそんなに重要なの?

どーも。はたなか @hatanakaです。
G20が昨日2020年2月22日サウジアラビアの首都リヤドにて開催されています。
今回の論点は中国で発症し広がりを見せている感染症新型肺炎。
これは世界経済的にも大打撃が起こると予想されています。
この機会にG20について、そして世界経済の最新情勢について振り返って見ますのでどうぞ最後までお付き合い下さい。
✅ G20開催!注目すべきポイント
2020年2月22日日本時間午後8時にサウジアラビアの首都リヤドにて開催されたG20。
主要20カ国、財務相・中央銀行総裁会議が集結し、23日まで世界の経済、金融について議論が交わされます。
そもそもG20とは?そして今回注目となっているポイントとは?について説明します。
G20とは
G20とは“Group of Twenty”の略。
G7もありますが区分けは以下の通り。
・アメリカ
・フランス
・イギリス
・ドイツ
・イタリア
・カナダ
(G7)
ーーーーーー
・ロシア
・EU
ーーーーーー
・中国
・インド
・ブラジル
・メキシコ
・南アフリカ
・オーストラリア
・韓国
・インドネシア
・サウジアラビア
・トルコ
・アルゼンチン
(新興国11か国)
中国やメキシコなどは新興国対象から除外とも言われていますが簡単に区分けすると上記20か国が参加しています。
世界の中心の国と言うイメージですね。
主にどのような内容が話されるのか
G20では国際的に重要な世界経済や金融を中心に議論が交わされます。
最近の話題はもっぱら仮想通貨、マネロンでした。
ただその他に経済問題以外では、地球温暖化や新型ウイルス、テロ、途上国支援などについても協議されます。
今回の最大のポイントは中国新型肺炎
2020年2月の最大のポイントは中国から始まった新型肺炎(コロナウイルス)についてです。
中国新型肺炎は昨年12月に兆しはあったものの一気に世界中に広まりを見せてからわずか1ヶ月。
日本も含め世界各国が対応に追われています。
そして経済面でもこの影響は逃れられないと考えられています。
G20は新型肺炎に悲観的
少し気になっていたのがこの1ヶ月感染拡大、中国などでは工場閉鎖や稼働減少が相次ぐ中での楽観視。
ただG20は経済的にも下押しは逃れられないと悲観的な見解を示しています。
✅ 中国経済の世界への影響力の変化
今は経済大国第2の中国。
そんな中国とは世界各国が多く輸入や輸出を行っていますがここで起こった感染症。
これで中国経済は麻痺状態にあります。
SARSの頃とは立場が違う現在
2003年SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行し世界的にも影響を及ぼしました。
新型肺炎の当初の報道では「SARSより死者は少なく済む」「SARSの10分の1程度」などの報道がなされていましたが現在ではSARSを超える死者と感染者数となっています。
当時の報道を見て発信した自分のYouTubeで気になる内容を話しています。
1月24日に発信している内容です。
死者17名に対して大都市武漢市の交通網を閉鎖
これが非常に気になっていました。
現在でもこの部分は中国では数字以上のことが起こってるのではないかとも世界から懸念されています。
世界の工場
中国は世界の工場とも言われサプライチェーンで欠かせない存在になっています。
日本で言えば自動車業などが有名です。
この部分が遮断されているもしくは稼働してもフル稼働ではない状態です。
長引けば中国だけでなく、世界中に影響を与えてしまう状況であるのには間違いありません。
どこまでも強気な中国政府
新型肺炎への受け取り方は人それぞれでした。
SNS上でも賛否両論でした。

こう言うのはヤバいから気をつけないと!

そんなの騒ぎ過ぎだよ〜
もちろん国民としての考えはそれでも良いのではないかと思います。
ただ国家は軽く物事を考えていてはいけません。
国民を守ることが義務・・ のはずです。
さて中国政府ですが、このような見解を出しています。
多くの人が亡くなっていてそして世界中にも広がる中でこの根拠のないスタンスはなんだ?と個人的には怒りも覚えましたがあくまでも中国政府の見解と言うことでお伝えしておきます。
✅ 危険なドイツ、好調の米国はいかに
世界各国の軸となる欧米。
これらはどのような状況なのでしょうか。
少し深堀りして見ましょう。
中国依存のドイツ危機
日本に勝ってドイツ車が中国で広まったくらいに。
そんなドイツですので、中国経済の煽りはモロに受けます。
EU離脱問題や米中問題でもかなり打撃を受けておりGDPは落ちており次でリセッション(景気後退)入り濃厚と言われています。
そしてドイツだけでなくこれらの影響は欧州に広がると言われており、EU離脱はしたもののイギリスも含めて注意が必要な状況です。
米国の状況
株価好調でトランプ政策がズバズバと的中している米国。
失業率も改善され景気下降の世界の中で奮闘しているように見えるイメージですが果たしてそうでしょうか。
少し気になる内容があります。
インフルエンザの死者1万4000人
毎年流行するインフルエンザ。
米国は医療制度から医療機関の利用を躊躇する人が多いのが現状です。
そんな中で今回のインフルエンザの死者のペースは過去10年で最多と言われていましたが・・
と言われています。
米・アップル社下方修正
米国の大企業であるアップル社が次の売り上げの下方修正を早々に発表しました。
アップルは中国との関係も深く影響が大きく出るとの見方からですが、この際に株価は下落。
これは世界の企業を見渡すと見えてくるものがあるかも知れません。
そして米国の輸出先として中国はカナダ・メキシコに次ぐ相手国です。
✅ 我が国日本経済はいかに
日本経済といえば気になるポイントが山積みです。
政治問題もですが、経済的にも歯車が全く噛み合っていないように見受けられます。
習近平国家主席国賓召喚
4月に中国習近平国家主席を国賓として召喚すると言うことになっていました。
ただ今回の新型肺炎の発症国の代表・・
流石にないだろ、せめて保留だろと言う中で。。
日中予定通り進める形で一致
2月16日の最新情報です。
これには国民含め世界中が驚いているのではないでしょうか。
日本国内では新型肺炎の感染の広まりで学校閉鎖や企業の在宅ワークも出て来ています。
その中での判断ですzzz
東京オリンピック懸念
ロンドン時期市長候補がこのような発言をしています。
London can host the #Olympics in 2020.
We have the infrastructure and the experience.
And due to the #coronavirus outbreak, the world might need us to step up.As Mayor, I will make sure London is ready to answer the call and host the Olympics again.https://t.co/1jJesWS1D6
— Shaun Bailey (@ShaunBaileyUK) 2020年2月19日
簡単に言えば、「ロンドンではこの状況でもオリンピックを開催する準備を整えることが可能」
もちろん市長候補ですので、アピールの一環としての発言としてもこのような発言をさせてしまっている日本の現状と言うことです。
オリンピックが仮に開催されないとなると前代未聞ですがそれよりも気になるのが発信の乏しさです。
世界中が日本に注目しています。
オリンピックが開催されないのは仕方がない可能性もありますが、現時点での以降を発信しなければ日本への失望は出るでしょう。
黒田日銀総裁追加金融緩和示唆
黒田日銀総裁は場合によっては金融緩和を示唆しました。
しかしリスクオフの円高が現在円安となり市場の流れが変わりつつあります。
金融緩和で乗り切れるのか?が非常に気になるところです。
そして消費増でのGDP悪化。
政府は台風の影響と否定していますが、その答えは次回のGDPで証明されるのではないでしょうか。
もちろん次回は「中国の新型肺炎の影響」と言う口実は素人でも思いつきますが。
デフレでの増税は負のスパイラルに陥ると言われています。
消費税を上手に増税、減税することで消費をコントロールすると言われていますが、現状デフレから抜けていない中での増税、増税ですね。
ざっとG20を気にまとめて見ましたが、このように世界中では様々な危機が起こっています。
世界恐慌なんて大げさな事を言うなと少し前までは考えていた人も、もしかしたら・・
と言う状況になるのではないでしょうか。
日々情報をバージョンアップしていくことで世界経済を読み解いて行きたいと考えています。
今回の内容はYouTubeチャンネルでもお話ししています。
是非合わせてご覧ください。
*チャンネル登録頂けると喜びます^^
本日は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
はたなか
*投資で必ず儲かると言う類は存在しません。十分な情報精査を行い、自己責任で行ってください。