
キャッシュレス決済 やポイント還元がイマイチ理解出来ていません。
どーも。はたなか @hatanakaです。
2019年10月に消費税増税がありました。
それと同時に一気に広がったのがキャッシュレス決済。ポイント還元。盛り上がってますね。
消費者に対し還元する意味があり増税を和らげようとする狙いにも見えますが果たしてそれだけでしょうか。
今回はキャッシュレス決済の恐ろしい落とし穴とポイント還元の未来について書きたいと思います。
キャッシュレス決済に関わる人にも話を聞いています。
これを最後まで読むとキャッシュレスについての考えが変わるかも知れません。
目先のポイントで浮かれている場合じゃないなんて気づく人もいるでしょう。
知っておくべき事ですのでどうぞ最後までお付き合い下さい。
✅ キャッシュレス決済 ポイント還元と政府の真の狙い
そもそもキャッシュレス決済を知らずにこのサイトに訪れた方もいらっしゃるかも知れません。
具体的にはカード決済やスマホ決済などがありますが、お財布を使わずに支払いする事を
キャッシュレス決済と言います。
もちろんかなり前からこの決済を利用していた方もいるでしょうが、キャッシュレス決済が導入された背景には
先進国としての遅れがあったからとも言われています。
他国と日本のキャッシュレス比較
日本でキャッシュレス決済を利用している人の割合は世界と比較すると低いのが過去のデータから分かります。
現在は改善されていますが、この遅れがキャッシュレス化を進める一つの要因であった事は間違いありません。
少し古いデータですがこちらの画像をご覧下さい。
一番導入されている韓国では96%とほぼ国民は紙幣などを持ち歩いていないと言う事です。
中国では60%、米国では46%です。
そして我が国日本は、19.8%
10人に2人も利用していないと言う事が分かります。
政府主導でキャッシュレス化の推進が始まりました。
もちろん現在でも日本へ海外人は日々ビジネスや観光で訪れてます。
これに対してキャッシュレスを導入するともっとインバウンド消費が増えます。
そしてオリンピックでも同様にキャッシュレスを導入するメリットは多く存在します。
ただ上辺だけを聞くと納得する内容ですが、果たしてそうでしょうか。
個人的な話ですが、韓国に1年程前に旅行に行きました。
その時はキャッシュレスがそれ程進んでいるなど全く知りませんでした。
だって10人に2人しか導入していない日本で生活していますから。笑
その文化そのままで韓国に訪れましたが別に気にすることなく韓国ウォンで支払いをし続けていました。
韓国人はなんだ日本人か、じゃあ紙幣での支払いだな程度に思っていたかも知れません。
それで言えば僕が日本に訪れる外国人なら「郷に入れば郷に従え」で日本の現在の支払いに合わせるだろうと
考えます。
支払いに不満を持って消費が減る事などあるでしょうか。
日本が紙幣、貨幣分かならそれに合わせるのが旅行の楽しみや醍醐味でもあると考えています。
真の政府のキャッシュレスに対する狙い。
これについてですが、これは増税に対する麻痺や税収確保の徹底だと考えられます。
現在はキャッシュレスで支払いするとポイント還元され得した気分になります。
キャッシュレスを利用して消費をしても消費税10%支払っている感覚はないでしょう。
一方、キャッシュレスを知らない人はどうなっているでしょうか。
きちんと10%支払っていますね。
お年寄りなど仕組みについていけないと言う方や情報弱者に対しては厳しいですね。
ただこの増税時に一気に広めたキャッシュレスは2020年大打撃が来ます。
後程詳しく説明します。
もう一つの税収確保の徹底の為のキャッシュレス推進と言うのは、不透明な現金流通の抑制による
税収向上につながります。
要するに監視しやすいと言う事ですね。
誰が、どこで、いつ、いくらを支払ったか?
キャッシュレスでは、明確にデータとして残ります。
中国ではこのような監視社会は進んでいますが、日本でも税収確保に対しては一段と力を入れると言う意味も
含まれているでしょう。
この状況を打破し、一気に広めるにはキャッシュレス決済時にポイント還元をする事で広まる、
そう言う心理的な意図が含まれています。
✅ キャッシュレス戦国時代、政府の野望・廃業に追い込まれる店舗多数
中国を例に上げると分かりやすいのが、中国はキャッシュレスが進んでいますが
「アリペイ(支付宝)」と「ウィーチャットペイ(微信支付)」のみです。
これは非常に分かりやすいのでキャッシュレス導入も加速化されました。
しかし現在日本では複数のキャッシュレス支払いが存在しており、まさに戦国時代ですね。
お店毎に使えるサービスが違って混乱された経験はありませんか?
これだけのキャッシュレス決済サービスがあります。
お年寄りはお手上げですよね。汗
このキャッシュレス戦国時代に参加している社長とご飯を食べる機会がありました。
どんどんと導入店舗を取っていくイメージですね。
そしてそのバックには・・ 政府の存在。
躍起になる理由がなんとなくお分かり頂けたでしょうか。
繋がりを見ても分かります。
キャッシュレスで有名なPayPay。
” ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁により、2018年6月15日に設立された “
と記載されています。
ソフトバンクとヤフーが絡んでいると言う事が分かりますね。
そして気になるのが、100億円キャンペーンの際のPayPayの情報漏洩問題。
結果的にはPayPayも悪用された形でしたが、甘さが見えた面と指摘されています。
ただ個人的にはこう考えます。
” 良い宣伝になった。”
その後、増税の波と共に一気に広まっています。
仮想通貨プロジェクトに関わる事が多い僕としては、この手の内容が仮に仮想通貨界隈で起こったら
完全にアウトです。
PayPayのように悪用された形であってでもです。
ここには政府がどうしてもキャッシュレスを進めたい理由があったから止まることなく進んでいると言う考え
が見え隠れしています。
キャッシュレスが広がる一方で廃業に追い込まれる店舗多数
キャッシュレス導入なしではお店を継続する事は不可能に近くなる事は簡単に予想がつきます。
「え?この店現金支払いのみですか・・ 持ってないんですが。。」
みたいな時代はすぐそこに来ています。
現在キャッシュレスを無料で導入、そしてポイント還元だからお得です!
と謳っていま。
営業マンがローラー作戦で日本全国の決済があるところを片っ端から回っていると言う話も聞きます。
取り合いですね。
ただ店舗側に取って良い話ばかりでしょうか。
究極の選択が余儀なくされます。
・キャッシュレス導入しない ⇒ 目先ポイント還元ない⇒ 客足が遠のく⇒ 売り上げが下がる
還元は終わります。
終わる頃には、消費者はキャッシュレス支払いが当たり前になっています。
ですからどちらにしても店舗側としてはキャッシュレスを導入せざる得ない構図となっています。
時代の流れ
一言で片付けて良いのでしょうか。
このキャッシュレス導入は2019年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙に消費増税とセットになって
既に裏ではガンガン動いていたのでしょう。
✅ キャッシュレスが一気に導入されている理由
参議選は、争点は消費税だったはず・・
ですが野党も対してそこにぶつかる事なく、自民党の勝利となりました。
正直、勝利と言って良いのか微妙なラインでしたが。。
この選挙で国民は10月の増税を認めた事になったのは事実。
投票率の低さに国民の期待の無さが現れていますが、結果は結果。
ここから一気にキャッシュレス利権が進んだと考えます。
経済産業省が主体となっての「キャッシュレス・消費者還元制度」が始まりました。
要するに国を上げて一気にキャッシュレス広げるよ、乗っかる人は得するよと言う目先の内容です。
これはあくまでも目先です。
さて消費税は増税されました。増税は残り還元制度は期間限定。
ただ現在はまだポイント還元期間中です。(2020年1月)先が不安ですね。
気になる2020年夏以降
ポイント還元は2020年6月末で終了します。
「これって消費税再増税やないか!」
と思います。
もちろん10%は変わらないですよ。
ただ負担されなくなるのです。
「後は、自分たち(店舗)で頑張りなよ」
と言う事でしょうか。
消費は減速するのではないでしょうか。
なので先を見て廃業を決断した店舗も多いと言う事と辻褄が合います。
もちろん、現状の経営が厳しいから良い機会と捉えての廃業もあったのでしょうが。
「なんか得するし登録しちゃった〜」
って人が殆どと考えますし別におかしな事ではありませんし生活していく為には活用すべきです。
ただこのように手のひらで踊らされている現状は受け入れる必要はありますね。
これは政治批判でもキャッシュレス否定でもありません。
ただ消費増税をキャッシュレスで麻痺させた・・ と言うことです。
増税後の数字は悪くなっています。
オリンピック需要も終わりました。
2020年6月末でその後夏以降がどうなるのか??
現時点でかなり気になります。
もちろん、僕の心配を覆すような策が政府から出るのであればこの心配はただの考え過ぎの心配性で
終わるのでそれはそれで良いですね。
✅ まとめ、はたなか着眼点
便利なキャッシュレス決済。
ネット上の記事やニュースを見てもどんどん進めている内容が多いです。
そこにマネーが動くからでしょう。
その裏側で今回書いたようにこれだけ多くの思惑が動いています。
ただだから使わないのか?
と言えばそうではありません。
裏側はこう言う思惑で動いているんだと言う事ですが、事実は知った上で上手に活用するしかありません。
もちろん全ての情報が正しいとは断言出来ませんが・・・。
本日は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
はたなか