
リスクオフ、リスクオンってたまに聞きますがちょっとよく分かりません。
どーも。はたなかです。
リスクオフ、リスクオンとは投資する上で非常に重要な内容です。
今回は、リスクオフの場合、リスクオンの場合と分けて説明します。
これを読み終える頃にはリスクオフ、リスクオンを理解し投資に役立つヒントを得ているでしょう。
どうぞ最後までお付き合い下さい。
それでは早速進めて行きましょう。
✅ リスクオフ、リスクオンは投資で必要不可欠
まず、リスクオフ、リスクオンってのがあるんだな程度に頭に入れておいてください。
重要なのがそのリスクオフ、リスクオンが投資で役立つと言う事実。
これを知って投資するのかしないのかでは大きく変わって来ます。
これから何度もリスクオフ相場、リスクオン相場と言うのがやって来ます。
地政学的リスク、地質学的リスクを理解しよう
地政学的リスクをご存知でしょうか。
直近の例としてはこちらのTwitterをご覧下さい。
【 トランプ大統領が仕掛けた理由 】
今回の空爆について。
ざっくりまとめて見たけど。✅ ソレイマニ司令官はイランの英雄(Tシャツが売っている程)
✅ ハンディス指揮官も殺害
✅ 2019年ソレイマニの指揮するクッズ部隊をFTO指定(テロ組織)
✅ いつでも大統領命令で殺害出来た— はたなか@なんちゃって投資家 (@hatanaka_angou) 2020年1月4日
これは2020年1月3日の報道を受けて発信した内容。
米国トランプ大統領の指示により、イランへ攻撃、ソレイマニ司令官殺害となります。
これらの一連の流れを地政学的リスクと言われリスクオフ状態が一気に加速しました。
詳しくは次章で説明しますが、このような内容で市場は大きくリスクオフとなり一方向へ進みます。
投資をする上で一番重要なのが方向感。
方向感のない相場で売買を繰り返すと上手く取れないと言った経験が多い人もいるでしょう。
レンジ相場と言い、「今は方向感がないな」と言うことを理解して売買を繰り返すのであれば問題ありません。
ただ一方向にトレンド(流れ)が出た方が投資は利益を上げやすくなっています。
ここで使えるのが、リスクオフとリスクオンです。
今後何度も何度もリスクオフ、リスクオン相場になる
先ほどの米国とイランの内容だけではなく今後リスクオフやリスクオンは市場で何度も訪れます。
もし知らなかったと言う人は、今はリスクオフなのか?リスクオンなのか?を常に理解する意識は重要です。
毎回大きな流れ(リスクオフ、リスクオン)が手に取るように分かる訳ではありません。
ただ慣れてくるとこれはリスクオフだ!リスクオンだ!と分かるのはもちろんのことネット上で情報を出している人も増えます。
Twitterなどリアルタイムで情報を配信しているサイトをこまめにチェックして流れを掴む練習を日頃から行っておくと役立つ日が来ます。
✅ リスクオフとその時に投資家が起こす行動
さて、リスクオフと言ってもはてなんのことやら?と思っている方もいるでしょう。
その方に向けて、リスクオフ、リスクオンを分けて説明します。
リスクオフの言葉の意味を理解する
リスクオフとはリスクをオフにする・・・
いまいち分からないですね。
リスクをあまり取らない行動をする投資家が増えると言うことです。
リスクをあまり取らない、取りたくない心理とは以下のようなことが起こった時になります。
地政学的リスク
地政学的リスクとは
・戦争
・テロ
・世界経済の不透明
・ミサイル発射
政治的、軍事的な緊張の高まりのことを言います。
このような報道を聞いたことがありませんか?
たまにニュースで速報で流れてますね。
だからどうしろと言うんだ、としか言いようがない報道ですが、これはリスクオフ要因となります。
ただ何度も行われていて慣れてしまっている・・ と言うよろしくない習慣化がありますが・・。
地質学的リスク
地政学リスクはよく聞きますが、地質学リスクってあまり聞かないですね。
地政学とまとめて表現されていることが多いです。
・巨大地震
・大規模な火災
・ハリケーン
・火山噴火
要するに自然災害です。
これらのことを地質学的リスクといいこれらもリスクオフ要因となります。
人が起こす地政学リスク、自然が起こす地質学的リスクと覚えておくと分かりやすいです。
これらのように緊張が高まると投資家としてはリスクオフの行動に出ます。
リスクオフで投資家が取る行動
リスクオフは、リスクを守らなければいけないと言う心理が出ます。
これは自分自身の身に危険がない状態でも投資では行動するべきです。
例えば
日本に住んでいて米国で巨大ハリケーンで被害を知る。
これ正直あまり実感わかないですよね。実生活には変化がないように感じます。
ニュースで見て大変そう・・ って程度ですよね。
しかしここでのんびりしていてはいけません。
確実に投資は動いています。細かく言えば経済に影響を及ぼす事態に発展する場合もあります。
資金の逃避先(安全資産)
投資家が何らかのリスクオフで不安に陥った際に取る行動がリスク取らない行動。
さてリスクを取らない行動とは具体的にどう言う行動でしょうか。
家から出ない?何もしない?違います。投資でリスクを取らない行動と言うのは
この行動を起こします。
今まで保有している投資商品の見直しがリスクオフの際に一気に起こると言うイメージで良いでしょう。
安全資産とは
では逃避すべき安全資産とはなんでしょうか。
” 有事の円買い ”
この言葉を投資する方は聞いたことがありませんか。
有事とは非常事態を意味し、今まで説明した内容と同じです。
そこで円が買われると言うことです。
その他も含めてリスクオフの際に買われる金融商品がこちら
・ドル
・円
・ユーロ
・金
・原油
・ビットコイン
ユーロやビットコインはこれから先視野に入れておくと良い内容ですが断トツは円ですね。
安全資産と言えば円が買われます。
まとめて言えばこの行動が起こると言うことです。
円買いと言うのは円高です。
リスクオフの時、是非これらの行動を意識して見て下さい。
あ、内容によっては買われない場合もありますのでその辺も分析するのが投資の醍醐味です^^
✅ リスクオンとその時に起こる現象
リスクオフと逆と言うのは分かりますね。
リスクオンとは、リスクを取っていっても良いぞー!と投資家が燃えている状態です。
燃えているかどうかは不明ですが、イケイケになっている状態です。
リスクオンを具体的に説明
リスクオンの状態は、世界情勢が安定していて景気も良く大きな天災も起こっていない状態です。
ただリスクオフがいつ起こるかなど分かりません。特に地質学的リスクは。
そう言う意味での物差しで言えば、地政学的リスクは分かりやすいですね。
ある程度ネットで見ていてもあぁ落ち着いているなと言う状態です。
リスクオンでも資産は当然動きます
分かりやすい例で言えばあなたがサラリーマンだったとします。
もうすぐ部長に昇進。
部長に昇進するとどうなりますか?
立場的に責任が出る・・ それは投資としてはおいておいて
このような状態です。
目先で言えば当然お給料と言う目に見える数字がアップします。
そしてさらに希望として部長の次は・・・ など先を明るく捉えます。
そこで起こす行動は、消費。
せっかくだから新車に買い換えるか
など普段起こさない大胆な行動をしますね。
このような内容と似たことが投資でリスクオンの際に起こります。
リスクオンで買われる金融商品
イケイケムードのリスクオンの中投資で買われる商品はこちら
・株
・豪ドル
・NZドル
・カナダドル
・仮想通貨
ユーロは、少し前はリスクオン側でしたが今はどちらかと言えばリスクオフ側になっています。
その他は経済への期待から言えば株ですね。
そして豪ドルなど新興国通貨が買われやすいです。
仮想通貨もビットコイン以外のコインも買われます。
仮想通貨はリスクオフ、リスクオンどちらにも反応しています。
リスクを取って勝負するイメージですので、新興国通貨が買われると言うことです。
ただ新興国通貨で言えばトルコや南アフリカランドなどは更にリスクが深まると言うことは理解して
おくべきです。
✅ 慌てない投資をする上でのリスクオフ、リスクオン:フル活用術
以上がリスクオフとリスクオンでその際に買われる、売られる商品です。
これは投資する上で必ず知っておくべきと理解されたと思いますのでしっかりと覚えておいて下さい。
焦らないこと、ストップはしっかりと入れること
リスクオフは急激に動き、リスクオンはジリジリ動きます。
ここで慌てて投資行動に移さない方が良いのが、続くときはトコトン続きます。
どうしても損をしたくないと言う心理から飛びついてしまう傾向があります。
慣れていないうちはチャートを見ながら次のターン、戻り目や押し目を待ってから入っても遅くありません。
もちろんすぐに終わってしまうこともあります。
フルに活用するのであれば、打診買い、打診売りと言い「これはリスクオフ(オン)じゃね?」
と感じた際には小額投資をしておき、流れがしっかりと明確に出た際に投資額を増やすと入り損ねは
回避出来ます。
ストップは絶対に入れる
このような記事を書くと「じゃあ売れば良いんだ!買えば良いんだ!」
と単純に信じてしまう人がいますが、投資に絶対はありません。
どのような状況であっても逆指値、損切り設定はしっかりと入れて行動する習慣はつけておくべきです。
加えて言うならば、
利益が大きく出る裏側には損失もある。
この表裏一体の関係は常に理解して行動されて見て下さい。
本日は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
はたなか