どーも。はたなかです。
投機と投資の違いって明確に理解されている方いらっしゃいますか?
今回は投機と投資の違いについて詳しく書きたいと思います。
もしかしたら皆さんの中の考えを覆してしまう内容になるかも知れませんがどうぞ最後までお付き合い下さい。
✅勘違い者続出!投機と投資の違い。
結構勘違いしている人が多い、投資と投機。
まずは、投資とはについてご説明したいと思います。
このような言葉遊びのような感じで迷った時にまず考えるのが重要なのが「定義」
例えば、お前は詐欺だ!って言われたり、思ったりするとします。
その時にこれ思い出して見て下さい。
「詐欺の定義って何ですか?」
定義をあまり知らずに物事を話すことは良くあることですし、あまり友達にじゃあその定義は何?
なんて聞きまくると面倒くさい奴・・ って思われてしまい兼ねないので口に出すのは、程々にしつつも頭の中でこれの定義って何だろう・・
と常に意識し調べると問題がクリアになっていきます。
投資についての定義とは。
ウィキペディア(Wikipedia)より一部抜粋
投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。
投資ってなんか儲かるからお金出すってイメージありませんか?
それは正しい事です。
ただ僕の中の投資と言うのは、「生産性の向上への出費」と言う観点で考えています。
これは投資と投機の大きな違いです。
詳しくは投機についてもお話しするのでそこで理解が深まると思いますが、まずは投資と言うのは皆さんが
会社の経営者だったと過程してお話しします。
例
国が予算を拡大し、大規模に公共事業拡大を考えています。それに参加する事が可能だとします。
さて現在の会社経営からして何かアクションを取る必要はありませんか?
・人員確保
・新しい機材購入
・事業所拡大
これら全ては先にある利益を目的とした事に対して必要となってくる内容ですよね。
もちろん全てを現状維持のままで行う事も可能かも知れません。
ただ経営者としては、チャンスをものにしたいと考えるのが普通でしょう。
その際に行われるのが銀行からお金を借りてでも行う「先行投資」
このような事を投資と考えます。
さてこられらの投資によって得られるものは何でしょう?
人が増え、機材が新しくなり効率も上がり、事業所も拡大している。
収益の増加ですね。
ただ現状維持では大した伸びはなかったでしょう。
もちろん投資ですので経営者である皆さんは投資判断に迫られる事でしょう。
計画がうまくいかない場合もあります。
拡大し過ぎて縮小する羽目になる可能性もあります。これら全て含めて投資です。
まとめますと投資とは「生産性を向上させる為に使う資金」です。
生産性が向上すると自然と会社の売り上げは伸び、従業員に支払われるお給料も増加するでしょう。
そうすると社会でどのような循環が起こりますか?
お給料が増加した従業員は無駄使いをするようになります。
ここで言う無駄使いは悪い意味ではありません。
今までになかったお金を使うと言う意味です。
そこから消費が生まれます。
消費が増加するとそこの購入先の店舗の売り上げが増加しまたそのお店の従業員のお給料が増加します。
そうして更にその従業員が消費をする・・
このような繰り返しで景気は良くなって来ます。
なので「生産性を向上させる為に使う資金」の投資は、世の中にとって非常に重要な役割と考えられます。
✅ 投機とは
投資についてご理解頂けたでしょか。
そんな感じなんだ〜 程度で十分だと思います。
さて次は投機について。
投機についての定義とは。
ウィキペディア(Wikipedia)より一部抜粋
投機(とうき)とは、短期的な価格変動の目論見から、利益を得ようとする行為。もともとは禅の仏教用語であり、師弟の心機が投合することを言う。投機を表す英語: Speculationには、思索・推測の意味が含まれている。
マネーゲーム(money game)の一種とも言われ、ギャンブルに含まれる場合がある。
投資が社会に貢献している感じでしたが、投機は何か良いイメージはないですね。
ギャンブルに含まれる場合がある・・
確かにご最もです。
ここで皆さんがあれ?と思われるかも知れませんが、僕自身も行っている為替や仮想通貨などは投機です。
株もやり方によっては投資と投機に分かれます。
投機とは、短期、中期的に利鞘を狙いリターンを得る事です。
利鞘を狙うと言うのは売買を繰り返す事によって発生します。
為替で考えて見ましょう。
1ドル100円と言うのは簡単に説明します。
皆さんがアメリカに旅行に行ったとします。
ドルが使える国はたくさんありますが、なんと言ってもアメリカですね。
アメリカで有名なお菓子が1ドルで販売されていました。
その時に持っていたのが1ドル100円。これは購入可能です。(ドルに換金する必要があり手数料も必要です)
さて時は過ぎ1年後、1ドル120円になっていました。
再度アメリカに訪れるとまたあの時食べた懐かしいお菓子を発見。
その時持っていたのがまたまた100円。
よし換金して買おうと考えます。
しかし換金所では1ドルにはなりませんでした。
理由はお分かりですね?
1ドルの価値が120円になっているのです。
これは円の価値が下がると言う事を意味しますが、そうなると1ドルで買えていたものが買えなくなる事になります。
これを為替と言います。
ここで発生しているのが利鞘であると言う事にお気づきの方も多いと思いますので話を続けます。
為替で投機を行うのはこのような利鞘狙いです。
もちろん輸入や輸出に大きく影響するのでこのように為替は変動があるのですが、僕も含めこれらの価格差を
資金を使って行う事を投機と言います。
FXやトレードとも言います。
マネーゲームやギャンブルとも言われるのが、先の事を予測して行動するのでリスクとは常に隣り合わせ。
誤った事を行うとすぐに資金は吹き飛んでしまいます。
この点から投資ではなく、投機と分けているのではないでしょうか。
✅何故勘違いが起こっているのか?
ここまで読んで頂いた方はあれ?なんか勘違いしていたかも?と思われる方も多いかと思います。
多くの人は、自分は投資をしていると思っていた事も実は正しく言えば投機をしていた可能性が高いです。
会社経営じゃない資本を動かす方はかなりの確率でそうではないでしょうか。
ただ、投資の際に説明した会社経営をする会社を長い目で見て資本を投じることは投資と言われます。
ややこしいですがここの考え方は曖昧です。
2017年仮想通貨バブルと言うものがありました。
代表となるのがビットコイン。BTCと言います。
2017年1月には1BTCを買うのに10万円があれば購入出来ていたビットコインがその後価格がどんどん上昇し
年末12月にはで220万円〜240万円をつけました。(取引所によってレートが異なります)
ドルと円ではないですが、ビットコインと円で考えて見ると分かりやすいですが。
2017年1月
1BTCを買いたい=10万円支払えば買える
2017年12月
1BTCを買いたい=220万円支払えば買える
となりました。
これは10万円分を保有していた人が12月に換金すれば220万円になると言うことです。
早くからビットコインを買っていた人の中には「億り人(おくりびと)」と呼ばれる億単位での利益を得た人も
現れ日本では大きなブームとなりました。
「あんなもの投機だ!」
と株や為替を行っていた人たちは反発しました。
ギャンブル的行為や一気に資産を抜く行為が出ると人は「投機」と言って批判します。
世間の風潮的に投資が正しく、投機が間違っていると言う感じがあります。
ただこれらの言葉の使い方は間違っているのが上記の投資と投機をお読み頂いた方は理解されていますね。
利鞘を狙う行為は全て投機と言っても過言ではなく、生産性を生み出す行為を投資と言います。
一昔前は投資をしている人も悪といったイメージが強かったですがそれらが成長したと考え投資は正しい、
投機は危険このような言葉の使われ方に変化しているように見られます。
✅ はたなかは投資家?投機家?
以上の事から皆さんご自身は投資をしているのか?投機をしているのか?がご判断出来ますが、
僕自身は世間の流れ的には投資家と言った方が早いのでそう言う「肩書き」にしておきます。
正確には投機家です。
株から始まり、為替、仮想通貨など現在行っていますが長く持ち続けている商品はあるとは言え利鞘を
狙っているからです。
肩書きとは少し違いますが、言葉の影響は大きく仮想通貨で言えばこれは完全に間違っており今は
暗号資産、少し前は暗号通貨と呼ぶのが世界の流れでした。
ただ仮想通貨と言うのが流行ったのは日本の有名な方がそう呼び、それを大手メディアが取り上げた結果
日本人は仮想通貨と言う呼び方をインプットしてしまい現在に至ります。
これらの言葉の違いを理解していれば、別に問題ないのですが投資と投機の違いに何となく似ていますね。
ですから私は、投資家ですと言う方が目の前に現れたらどのような事をされているのか?を
じっくりと聞いてみると良いですね。
最後に僕の意見としては呼び方などなんでも良いと考えていますが、その一方で知っておくべき内容とも
思っています。
そして投資は正しい、投機は危ないと言ったイメージに対してですがこれは完全に間違いです。
理由はどのような内容であれ投資はリスクが伴います。
会社経営で事業拡大する投資も同様、ビットコインを購入する投機も同様、リスクを冒して未来に
お金を投じているのには違いありません。
ここはしっかりとご自身の判断でそしてリスクを十分リスクを理解した上で行う必要があります。
本日は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
はたなか