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【 VIX(恐怖)指数 】過去の暴落から新型肺炎の暴落を読み解く

投資全般

VIX指数って意味あるのですか?

どーも。はたなか @hatanakaです。

VIX指数とは別名恐怖指数とも言われています。
なんだか恐ろしい名前ですね。汗

僕自身、人の恐怖で動く指数なんて覚え方をしていますが実際はS&P500を対象とするオプション取引の満期30日のボラティリティを元に算出されています。
1993年より公表している歴史ある指数です。

今回はこのVIX指数を2008年からさかのぼり見てみようと思います。
決して難しい内容ではなく定期的に起こっていると言う事実、今後も起こると言うことが理解出来ると思いますので是非最後までお付き合いください。

✅ VIX(恐怖)指数で過去と今回の新型肺炎の暴落を見る

現在2020年2月29日。
今日で2月も終わろうとしています。
そんな2月の最終週にとんでもない暴落が起こりました。

VIX指数が過去の金融ショック級の時の数値に到達

VIX指数とはS&Pで算出されていますが、米国株を始め世界の株価は2月23日から大暴落をしました。
NYダウは過去最大の下げ幅と言われています。

暴落すれば上昇するのがVIX指数です。
VIX指数のチャートはこちらです。

トレーディングビュー開設で簡単に表示させることが可能ですので是非開設されて見てください。

VIX指数も表示可能、トレーディングビュー

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株価が下がればVIX指数は上がる

これはそう言うものなのですが、基本VIX指数はチャートのようにトレンドを描きません。
金融ショックのようなことでVIX指数は上昇し落ち着くと下落していきます。
レンジ相場ですね。
ちなみにVIX指数はトレード可能です。

僕の知人は急騰を待っての空売りをしています。

上がるポイントがある程度決まっておりそれを目安に売り上がり落ち着けば買い戻すと言う感じですね。
僕はやったことがないので興味がある方は調べて見てください^^

新型肺炎がきっかけ?株価の大暴落

新型肺炎がきっかけで株価は暴落していると世間的には言われていますが、実際は米国債に資金が移動しています。
一概に新型肺炎だけでの下落とは言えずいくつか要因が考えられます。

・いき過ぎた米株チャート
・大統領選前に米国債が買われる
・新型肺炎懸念

ただVIX指数的にはちょうどいい数値で止まっています。
ここからの動きは非常に注目です。

✅ 過去の12年に起こったVIXの急騰と歴史

VIX指数は過去にも急騰しています。

これは数えて見たら12年前の2008年から言えば今回VIX指数が50近くまで上昇したのは6回

その中でリーマンショックは更に上昇しました。

これは次の章で説明します。
まずは12年の歴史を振り返って見たいと思います。

歴史は繰り返される

驚くほど同じポイントでVIX指数は止まっています。
その数値が50前後。

もちろんそこまで行かない上昇を数えればVIX指数は何度も上昇しています。
今回は50付近(それ以上)の上昇の6回の歴史を振り返りたいと思います。

VIX指数を見て過去の歴史と照らし合わせる

こちらのVIX指数のチャート画像をご覧ください。

数字をうっているVIX指数50と金融の歴史は以下の通りです。

① 2008年 リーマンショック
② 2010年 欧州ソブリン危機(ユーロ危機)
③ 2011年 S&P500 格下げ(米国債ショック)
④ 2015年 チャイナショック
⑤ 2018年 世界同時株安
⑥ 2020年 新型肺炎拡大懸念

もちろんVIX指数の上げとドンピシャのタイミングでない事例もあります。
リーマンショックで言えば更に長く続いています。
ただこれらのVIX指数で分かることは大きなショックの際にVIX指数は上昇すると言うことと50付近で一旦止まりやすいと言うことです。

1998年までさかのぼると・・

更に1998年さかのぼるとVIX指数が50近くまでに到達していたのはリーマンショックまでに2回でした。

・1998年:ロシア危機
・2002年:ワールドコム破綻

正直この頃投資してなく経済も無関心の若造でしたのでさっぱりわからないです^^;

ただ記憶にあるのが2001年9月11日の同時多発テロ。
リスクオフはテロでも起こりますがこれは記憶がある方は多いのではないでしょうか?

この時もVIX指数は上昇していますが若干届かずです。

と言うことは今回の株価暴落はそれ以上の警戒をされていると言うことですね。

✅ VIX指数のリーマンショックは別物

今回ご紹介した中での2008年〜2009年に起こったリーマンショックは規模的に全然違います。
圧倒的にVIX指数も高く100近く上昇しました。

VIX指数の上昇が止まった後もリーマンショックは長く株価が下落しています。

VIX指数が落ち着いたら大丈夫ではない

リーマンショックと株価の暴落は長期間続きました。
日経平均で言えば14000円あったのが半分ほど、7000円くらいまで落ちました。

ですので今回もVIX指数が50近くに到達したから株価は大丈夫か?
と言えばそうとは言い切れません。

いき過ぎたチャートは修正が入る

米株の上昇トレンドはトランプ大統領が大統領になってから長きに渡り強い上昇トレンドが継続していました。
ただ今回の件で一気にトレンドが否定されました。
では、下降トレンドにすぐに入るのか?

これは誰にもわかりませんが過去のチャート形状から行ってこのようなことは言えます。

いき過ぎたチャートは修正される

米株はいき過ぎたチャートだったかも知れません。
しかし更に今回の一週間に渡る大暴落もいき過ぎと言えばいき過ぎですね。

2017年仮想通貨投資をされていた方は、ビットコインバブルを思い出して見てください。
ビットコインのチャートは時にいき過ぎたチャート形状をします。
その度に修正されています。

このように結局はパニック的な相場が起こったとしても長いスパンで見るとチャートとしての形は落ち着くと形成されていくと考えられます。

VIX指数リーマンショック時は100

他のショック級は今回の件も含めて50ほどです。
ただリーマンショックは100まで上昇した事実は覚えておくといいですね。

今回の下落が終わらない場合、VIX指数はまだ上がる可能性は残っている

これはまだどうなるかは分かりません。

✅ リーマンショック級以上がそろそろ起こる可能性

次の世界恐慌はリーマンショックの何倍ものことが起こると多くのアナリストが発言しています。
色々と調べている僕でもそう感じています。
それについては下記の記事を参考にしてください。

 

リーマンショック級のことが起こるとしたら

リーマンショック級と言えば、今回の新型肺炎だけでは弱いと個人的には感じています。
新型肺炎は目に見えない感染症と言う恐怖から膨張していますが、金融的にどうだろう?
と言う点で疑問が残ります。

現時点での事実としては中国発でよく分からない病気が流行ったことを発端にしての株価からの資金逃避が急激に起こったと考えています。

ただここからリーマンショック級、それ以上のことが起こるとしたらこの辺りが考えられます。

・世界経済が数値化されリアルに倒産が相次ぐ
・大手企業の大打撃

何らかのショックが更に加わるとそのようなことは考えられます。

少しスパンが狭くなっている

先ほど紹介したVIX指数50に達するショックですが1998年から2008年と2008年から2020年を比較してどうでしょうか?

リーマンショックは抜きで考えます。

1998年から2008年:VIX指数50付近到達(2回)
2008年から2020年:VIX指数50付近到達(5回)

年数は多少違いますが、増えてません?
ここ数年では2年に1回このような事態が起こっています。

リーマンショックから12年。

今回の件であちこちで「リーマンショック以来」などの情報、言葉が目立ちます。
ここからどうなるか?

更には2年後くらいなのか?
この辺を見極めたいですね。

YouTubeチャンネルでも同様の内容を配信しています。

*チャンネル登録いただけると嬉しいです^^

本日は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

はたなか
*投資で必ず儲かると言う類は存在しません。十分な情報精査を行い、自己責任で行ってください。

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